安全に手術を受けていただくために~手術室での取組み~

中央手術室

中央手術室は常勤麻酔科医2名、看護師15名、委託の中央滅菌材料室スタッフ5名で業務しています。手術室は血管造影室1部屋を含む5部屋で、外科、整形外科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、麻酔科、消化器内科、循環器内科の手術に対応しており、平成29年度の手術件数は2,408件でした。医療が高度化し、高齢患者やハイリスク患者が増加する中、医師と協力し24時間365日緊急手術に対応しながら、質の高い医療の提供を心がけています。また、緊急手術を含め患者さんが安心して安全な手術が受けられるよう取り組むとともに、研修会や学会に参加し自己の知識、技術を磨いています。

誤認防止のための取組み

  1. 手術室入口で患者さん本人に氏名および予定手術を名乗っていただき、手術の同意書などを病棟看護師、手術室看護師で確認します。
  2. 手術室内でも麻酔導入前に患者さんと麻酔科医、手術室看護師で氏名と予定手術の確認を行ないます。
  3. 手術開始前にタイムアウトを行ないます。
    ※タイムアウトとは手術を始める前に、執刀医、麻酔科医、看護師が全員手を止めて、患者名・病名・術式・手術部位・患者情報(アレルギーの有無など)について一斉に確認作業を行なうことです。

褥瘡(床ずれ)予防のための取組み

手術中の患者さんは長時間動くことができず、同じ姿勢となるため褥瘡(床ずれ)のリスクがあります。
手術室では、負担のかかる姿勢になっていないか、異常はないか等の観察を行ないます。
長時間の同一姿勢でも褥瘡が予防できる特殊ウレタンフォーム(体温で柔らかく変形し、身体にフットして体圧を分散する)を使用し、手術中の患者さんが安全で安楽な姿勢となるように努めています。

不安軽減のための取組み

  1. 安心して手術を受けていただけるよう、手術前に患者さんの病室を訪問しています。直接お会いし、手術室で行なわれる処置についてパンフレットを用いて説明させていただき、患者さんに合ったより良い看護を提供していくことを心がけています。
  2. 少しでも患者さんの緊張や不安の軽減に繋がるよう、手術室内ではBGMを流しています。心配して待たれているご家族に対しても、手術開始後に家族控え室を訪問し、手術の予定時間や進捗状況について説明後、不安や疑問の有無などの確認を行なっています。
  3. お子さんが手術を受けられる場合は、保護者とともに入室し、麻酔がかかるまで付き添っていただける保護者同伴入室を取り入れています。手術後にも訪問を行ない、患者さんが何を感じられたかを伺い、手術室での看護の改善に努めています。

中央減菌材料室について

中央滅菌材料室では2 台のウォッシャーディスインフェクターを配置、病棟や外来での一時洗浄を廃止し、洗浄・消毒を中央化しています。これにより、病棟や外来で汚染の拡散を防止するとともに、熟練したスタッフによる洗浄を行なうことで器材の品質管理向上へと繋がっています。また、洗浄後の器材滅菌は素材や用途に応じて高圧蒸気滅菌、低温プラズマ滅菌、エチレンオキシドガス滅菌から選択し、安全で確実な洗浄・滅菌を行なっています。

中央減菌材料室のスタッフ

中央減菌材料室のスタッフ


手術は麻酔科医、執刀医、看護師、診療技術部スタッフなどのチームで行ないますが、その中心は患者さんです。患者さんの一番身近にいる看護師は、専門的な知識と技術を駆使して手術が安全に行なわれるようにがんばっています。これからも患者さんの安全安楽が十分に配慮された手術看護を提供することを目標に、「あってよかった、手術してよかった筑後市立病院!」と満足していただけるよう、手術室スタッフ一同努力をしてまいります。

中央手術室スタッフ

    中央手術室のスタッフ

手術室


この記事は平成30年11月現在のものです。

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