麻酔科
診療内容の概要
近年、外科手術は今まで手術できなかった疾患を扱うようになったり、新しい手術法の開発により、手術はより複雑化、長時間化しています。しかし、近年新たに使われるようになった薬剤は短時間作動性で調節性もよく、麻酔管理がしやすくなりました。さらに術後の回復や早期のリハビリ等まで考慮すべき時代になりつつあります。 筑後市立病院は地域住民の皆さまの健康を守り、やすらぎを与える病院と考えています。我々麻酔科医は限られた時間と限られたマンパワーの中で、患者さん一人ひとりにいつでも安全で確実な麻酔を提供し、また患者さんの痛みの苦しみを少しでも和らげることができるよう、日々努力していきたいと思います。
(1)手術室における業務
筑後市立病院中央手術部では年間約1,500例の手術が行なわれています。そのうちの局所麻酔以外の手術 約1,000を常勤麻酔科医で管理しています。
(2)外来(ペインクリニック)における業務
麻酔科外来では手術前の患者さんの診察や非常勤医師による痛みの治療(ペインクリニック)を行なっています。当科では腰痛症、帯状疱疹後神経痛、三叉神経痛、癌性疼痛、難治性疼痛などを治療の対象としています。痛みの治療には各種神経ブロック療法のほか、飲み薬や点滴などの薬物療法も行なっています。
木・金・土曜日 8時15分から11時30分まで(診療開始時刻 8時30分) ただし、救急患者は随時受付けます。
【ペインクリニック受付時間】
水曜日 8時15分から11時30分まで(診療開始時刻 8時30分) 完全予約制です。
医師紹介
伊藤 舞衣(いとう まい)
所属科 | 麻酔科 |
専門分野 | 手術麻酔 |
抱負、診療にあたって
地域に貢献できるよう精一杯がんばりたいと思います。
主な経歴
- 鹿児島大学医学部卒業(平成27年卒)
- 久留米大学医学部麻酔科医局